解約③

2026/06/22

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「看板をやめてSNSに回します」——その判断が間違っている根本的な理由  
 

「広告看板の予算をSNS広告に回したい」

——解約理由としてこの言葉を聞くとき、私たちは率直にお伝えしています。

「それは正しい比較ではありません」と。

SNS広告と屋外広告は、競合するメディアではありません。

ターゲットが根本的に異なるからです。

SNS広告はアルゴリズムが「今まさに興味を持っている人」「購買検討中の人」を絞り込んで配信するメディアです。

スマートフォンの画面に向かって能動的に行動している人が対象です。

一方、野立て看板やデジタルサイネージ・LEDビジョンのような屋外広告のターゲットは、その地域で日常生活を送っているすべての人です。

今すぐ検討していない人も含め、エリア内で生活・移動するすべての人の目に、繰り返し触れ続けます。

SNSは「今すぐ欲しい人」への刈り取り型メディア。

屋外広告は「まだ必要と思っていない人」への種まき型メディア。


この2つは役割が違うのです。

どちらか一方に予算を集中させることは、畑の半分を放棄して残り半分だけを収穫しようとするようなものです。

種まきをやめた畑では、数年後に刈り取れる作物がなくなります。

地域での認知を積み上げてきた広告看板をやめた瞬間から、積み上げてきた刷り込み効果はゼロにリセットされます。

その損失は、SNSの予算増額では補えません。