案内広告物とは?ピクトグラムの役割を知ろう
今回のコラムは、案内広告物について紹介していきます。
案内広告物は、公共施設、交通施設、商業施設、観光地などさまざまな場所で使用されています。
案内広告物があるから、行ったことのない場所でも迷わずに目的地へとたどり着くことができた経験もあるでしょう。
屋外の大きな看板も案内広告物ですが、商業施設内のトイレの表示も案内広告物です。
今回のコラムでは、「案内広告物の定義」「ピクトグラム(案内用図記号)」について以下に紹介しますので、参考にしてみてください。
① 案内広告物の定義案内広告物の種類は3つあります。
・道標
・案内図版
・案内番
下記に定義について詳細を解説していきます。
【案内広告物の定義①】道標
道路を通行する人の利便性に配慮して木や石、
金属などの耐久性のある材料を使って作成されたものです。
土地に建植(標柱などを建てること)され、地名または公共的な建物や施設等の方向、目的地までの距離などを表示するものを「道標」といいます。
【案内広告物の定義②】案内図板
木または金属などの耐久性のある材料を使って作成されたもので、土地に建植され、
または建築物(塀を含む)の壁面を活用して取りつけられたものです。
事業所や営業所、作業場を案内するための図表を表示するもので、土地に建植され、
公共的な広告内容を表示するものを「案内図板」といいます。
【案内広告物の定義③】案内板
道標と同様に、道路を通行する人の利便性に配慮して木や石、
金属などの耐久性のある材料を使って作成されたものです。
案内図板と同じで、土地に建植され、建築物(塀を含む)の壁面を活用して
取りつけられたものを指します。
特徴は「電柱に巻きつける」や「取りつける」ものは「案内板」と呼ばれ、事業所や営業所、
作業場の方向、目的地までの距離などを表示するものです。
ただし、案内に要する面積は表示面積の 1/3 以上に限ります。
下記は、案内広告物で使用される代表例ですので参考にしてみてください。
(参考:屋外広告物専門委員会|案内広告物に関する先進国・先進地での参考事例の収集・整理)