安心・安全な広告看板のために―屋外広告物の点検義務化とその背景―
- jisco9
- 6月12日
- 読了時間: 2分

屋外広告物の定期点検
街を歩けば、目に飛び込んでくるさまざまな屋外広告看板。企業や病院にとって、地域の人々に存在を知ってもらうための大切な「顔」とも言える存在です。
しかし、看板は設置して終わりではありません。
風雨や紫外線にさらされ続ける屋外広告物は、時間とともに劣化し、思わぬ事故を引き起こすリスクもあります。
実際に、過去には老朽化した看板の落下による事故が全国で報告されており、社会的な問題となってきました。
こうした背景を受け、国土交通省は屋外広告物の安全性確保に向けた取り組みを強化。各自治体でも、屋外広告物の定期点検を義務化する動きが進んでいます。
定期点検義務化の背景
点検義務化の背景には、公共の安全を守るという観点があります。
看板の落下や部材の飛散は、通行人や車両に被害を及ぼす可能性があり、企業や施設の信頼にも大きな影響を与えかねません。
こうしたリスクを未然に防ぐため、専門的な知識を持つ点検者による定期的なチェックが求められるようになったのです。
特に注目されているのが、「屋外広告物点検技能講習」の修了者による点検です。
この講習を修了した者は、国のガイドラインに基づき、屋外広告物の点検資格者として正式に認められています。
◎当社でもこの講習を受講し、修了したスタッフが在籍しています。
設置後の看板についても、定期的な点検・メンテナンスを実施し、安全性の確保に努めています。
[ まとめ ]
屋外広告物は、見た目のインパクトだけでなく、安全性の確保も重要です。定期点検の義務化は、社会全体の安心・安全を守るための大切な取り組みです。
私たちもその一翼を担うべく、専門知識を持ったスタッフによる点検体制を整え、日々の業務に取り組んでいます。