今回のコラムは、「ガスト」のロゴマークについて紹介していきます。
ロゴマークは和製英語で、社名や商品などを、
ブランドイメージが消費者に印象づけられるようにデザイン文字を用いて図案にしたものです。
わかりやすく表現すると、「自社や自社の商品を印象づける」ためのデザインといえます。
新たに事業をはじめるとき、
また、新たな商品をリリースするときにロゴマークは必要条件といえるでしょう。
ロゴマークは、顧客が見たときに事業・商品をイメージできて、
さらに、その先にある信頼や安心、カッコよさやクールなイメージなどを感じてもらうことができます。
つまり、ブランドを育てていくことは事業の武器になるので、ロゴマークは重要といえるのです。
今回のコラムでは、「ガストのロゴマーク」「ガストのサイン看板への取り組み」について以下に紹介しますので、参考にしてみてください。
1. 「ガスト」の歴史とロゴマーク
ファミリーレストラン「ガスト」は、
1962年にことぶき食品有限会社が設立されたことがはじまりです。
1号店は、ファミリーレストランすかいらーく国立店が1970年にオープンしたことが最初ですので
、まだ「ガスト」の名称はありませんでした。
それから、1974年に商号が現在の株式会社すかいらーくに変更され、
1992年にすかいらーくグループの一員である「ガスト」が誕生したのです。
店名の「ガスト」の意味は、スペイン語で「美味しい」「楽しく味わう」に由来しています。
「ガスト」は、幅広い客層や利用する動機に対応できるファミリーレストランとして、
洋食を中心にさまざまなジャンルの料理を提供する「お値打ち感」を重視するレストランとして親しまれています。
「ガスト」のロゴマークは、「ガスト」の名称の上に「Cafeレストラン」の文字が記載されていて
、店名・ロゴが目立つように、円形のロゴに黒い線が引かれているのがポイントです。
2. 「ガスト」のロゴマークを参考にしてみよう
結論からお伝えすると、「ガスト」のロゴマークは赤色を基調としていて、
遠方からでも非常に目立つことが特徴です。
ロゴマークを黒い線で縁取りしていることで、目立つ赤色のロゴマークをさらに
可読性・視認性をよくしていることで、消費者の目にとまるように工夫されています。
ロゴマークは、幅広い世代をターゲットにするときは、
年齢性別問わず多くの人にしっかりと認識できるように目立つことも大切ですが、
可読性へ気を配ることも必要です。
また、「Cafeレストラン」の記載があることで、
「ガスト」がどのようなお店なのかを端的に伝えることができます。
ブランド名を知らない方に「Café」「レストラン」の2通りの使い方ができることを素早く伝えることができるため、お茶も食事も楽しめることがすぐに理解してもらえるでしょう。
ロゴマークでわかりやすくお店の特徴を伝えていることにより、
入店後の顧客のイメージと乖離することなく、はじめて利用する方でも気軽に入りやすいです。
上記のような細やかな気配りをロゴマークに反映させることで、
より多くの方が足を運び親しんでくれるようになります。
つまり、ロゴマークはお店のイメージだけではなく集客につながる大切なポイントです。
看板などにロゴマークをいれるときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
3. 「ガスト」が取り組む新素材の活用|サイン看板にかかるコストが約8分の1に?
ファミリーレストラン「ガスト」は、サイン看板をノンアルミ複合板「NOALX(ノアルクス)」に変更することで、制作・掲出にかかるコストを約8分の1に削減する取り組みを行っています。
掲出を社内で対応できるため、素材が軽いこともあり輸送費を下げられることが特徴です。
また、簡単に貼ることができるので、各店舗の負担軽減にもつながります。
従来型のアルミ複合板のサイン看板は、上から塩ビシートをきれいに貼りつける必要がありました。
つまり、作業に慣れていない方が対応すると空気が入ったり、シワが寄ったりするため、
従業員などに任せると見栄えが悪くなりがちになるため、業者に頼むケースが多いのです。
一方、「NOALX」は、女性社員3人が看板を丸めて持ち運ぶことができて、
工業用の両面テープでそのまま貼り出すことまでの工程がおよそ15分で完了できます。
サイン看板の設置方法が簡単だと説明する手間も省け、看板素材の見直しで削減したコスト分は、
サービスや商品価格の見直しなどの顧客満足度向上のための施策に割り当てることができます。
看板の素材でコスト削減ができる好事例ですので、看板作成を検討の方は参考にしてみましょう。
[ まとめ ]
今回のコラムでは、
・「ガスト」の歴史とロゴマーク
・「ガスト」のロゴマークを参考にしてみよう
・「ガスト」が取り組む新素材の活用|サイン看板にかかるコストが約8分の1に?
上記について紹介しました。
親しみやすいロゴマーク作成を検討している方は
、「ガスト」を参考にしてみるのもいいのではないでしょうか。
このコラムが、みなさんの広告物の知識を深めるきっかけに役立つことができると幸いです。